従業員の犯罪行為により取引先から契約を打ち切られた損害賠償として400万円を回収 【弁護士 中西】

相談内容

A社はサービス業を営む中小事業者ですが、従業員が出先で犯罪行為を行ったことを理由に大口取引先から契約を打ち切られ、年間3800万円の売上げ(粗利700万円)を失い、経営に大きな打撃を受けました。従業員は当然解雇しましたが、少しでも会社の損害を回復できないかと相談を受けました。

実家の事業の保証債務総額約940万円を300万円に圧縮し和解。主債務も免除させる。 【弁護士 中西】

相談内容

Aさんは実家で父親と兄が行っていた事業の連帯保証人となっていました。ところが、父親が死去し兄も病気で倒れて事業が廃業となり、金融機関に対する総額940万円にのぼる保証債務の請求を受けました。Aさんは年収500万円程度のサラリーマンですが、自己破産は回避したいとのこと。また、弁済する場合は実家の主債務も免除してもらいたいとのことでした。

ツイッターのなりすまし被害 【弁護士 田村】

【相談内容】

 Aさんは、ツイッター上に、身に覚えのないアカウント名で、Aさんの顔写真が表示され、名前もAさんと同姓同名、プロフィール欄にはAさんが実際に居住する地区の地名が表示されていることに気が付きました。Aさんの顔写真は、実際にAさんがSNSで使用している写真を転載したものでした。そのアカウントには、連日卑猥な画像やコメントなどがツイートされ、Aさんを知っている第三者から見ると、まるでAさん自身がそのようなツイートをしていると、誤解されかねない状況でした。Aさんは、早急になりすましアカウントを停止してもらいたいと相談にお見えになりました。ご本人で、ツイッター社に申告したものの、うまくいかなったとのことでした。

遺留分減殺請求を早期に解決 【弁護士 田村】

【相談内容】

Aさんは、母親の死亡後、母親が「すべての財産をAさんの姉に相続させる」という内容の公正証書遺言を作成していたことを知りました。相続人はAさんとその姉の二人だったため、Aさんには遺産全体の4分の1の遺留分(法律上、相続人に確保される最低限度の財産)がありました。Aさんは特に姉と仲が悪いわけではありませんでしたが、「面と向かって姉に遺産を請求するのが憚られる」「遺産に何があるのかわからない」とのことで、相談にお見えになりました。

第1回期日で、子の引渡し等の仮処分申立てを取り下げさせた事例 【弁護士 仲里】

相談内容

父親からのご相談で、父親を親権者と定めて協議離婚が成立。ところが、数カ月後に、子どもが虐待されている等として母親が代理人弁護士をたてて、子の引渡し等の仮処分の申立てを行ったことから、書面締め切りの1週間前にご相談にいらっしゃいました。

加害者が無保険でも賠償金を得られた事案 【弁護士 中村】

【相談内容】

Aさんは,自動車で走行中に後続の自動車に追突されて怪我をし,後遺症が残る状態となりました。Aさんには過失がなく,その点は加害者も争うつもりはないようでしたが,加害者が任意保険はおろか自賠責保険にも加入しておらず,「貯金もないので賠償金は払えない」という対応だったため,「泣き寝入りするしかないのでしょうか」とご相談にみえました。

今後の生活に不安を残さぬようにできた事案 【弁護士 中村】

【相談内容】

Aさんは,奥様と死別された後,お一人での生活に漠然とした不安をお持ちでした。お身体が少々ご不自由であったこともあって,「将来に備えて,動けるうちに施設に入居しておきたい」「判断能力がなくなったら資産管理を後見人に任せたい」とお考えになり,予めご相談にみえました。

地代不払いで地主から建物収去土地明渡請裁判を起こされたが、これを逆転 【弁護士 大江】

【相談内容】

Aさんは、自分の亡父の代から50年以上にわたり土地を賃借し、借地上に建物を建てて家族5人で暮らしていましたが、地主が替わり更新料の支払いでもめたことがきっかけで約2年半にわたり地代を支払っていませんでした。地主から、賃料不払いで賃貸借契約は解除したとして、建物収去土地明渡の裁判を起こされて、相談にみえました。